どーも、一目マフィアです。
あなたは一目均衡表でマルチタイムフレーム分析をやってますか?
この動画では、一目均衡表で複数の時間足を使ってエントリー方向を決める方法をご紹介します。
エントリーする目線、方向を決めることはトレードをする上で極めて重要です。
なぜなら、エントリー方向が決まれば待つことができるようになるからです。
仮にそのシナリオ通りに相場が動かなければ、再度目線を決め直す。
トレードはこの繰り返しです。
エントリーする方向が決まれば、後はその方向に自分の売買サインが出るのを待ってエントリーするだけです。
目線が決まると迷うことがなくなるのです。
その重要なエントリー方向を決めるのに、一目均衡表を使うというわけですね。
このMTF分析は私オリジナルの極秘分析となります。
真面目な話、これはマジで覚えておいて損はないです。
では、さっそく具体的な方法をみていきましょう。
一目均衡表で目線を決めるためにトレンド分析を行う
一目均衡表を使ってエントリー方向を決めるには、複数時間足のトレンドを把握して、上か下かどっちの方向に動きやすいかを見極める必要があります。
長期の時間足を使ってトレンドの方向を把握して、基本的には長期のトレンドの方向に目線を固定するのです。
いわゆるマルチタイムフレーム分析とか、相場環境認識といわれてるやつですね。
ただ、この分析は最低3つ以上の時間足を使うため、長期足では上昇トレンドでも、中期足と短期足では下降トレンドという状況になった場合などは、どう判断していいかわからなくなることがありませんか?
そういったケースでも目線を決めることができるのでご安心ください。
では、エントリー方向の決める手順を公開します。
ポイントは3つあります。
①日足の遅行線の位置と雲の厚みを見る
遅行線が雲より上にあれば上昇トレンドで雲より下にあれば下降トレンドです。
そして、雲の端っこの厚みを確認します。
雲が分厚ければ様子見で、雲が薄くなるのを待ちます。
この時点で、すでに雲が薄ければ中期足の分析に移ります。
②1時間足の遅行線の位置と雲の厚みを見る
遅行線が雲より上にあれば上昇トレンドで雲より下にあれば下降トレンドです。
日足のトレンド方向と同じ方向か確認します。違うならば同じ方向になるのを待ちます。
そして、雲の端っこの厚さを確認します。
雲が分厚ければ様子見で、雲が薄くなってくるのを待ちます。
この時点ですでに雲が薄ければ短期足の分析に移ります。
③5分足で雲の厚みを見る
この時点では、一旦ローソク足が雲を抜けて、調整に入っている状況が多くなります。
ここでも、雲の端っこが分厚ければ様子見で、雲が薄くなってくるのを待ちます。
すでに雲が薄ければ各々の売買手法に従ってエントリータイミングを待ちます。
これが、一目均衡表を使った目線の固定のやり方です。
この方法だとシンプルなので誰でもエントリー方向がわかると思います。
このやり方の何がいいかといえば、長期足から順にフィルターをかけていくので、条件に合わなければ合うまで待つことができるところがメリットになります。
逆に待てない人は条件が合うまで待つ努力をする必要があります。
基本的には順張りのトレンドフォローを行うために、このエントリー方向を決めますが、日足では時間軸が長いので、場合によってはトレンド方向に逆らった逆張りで入ることもできます。
そうなってくると少しややこしいので、具体的な例を出して順張りでのエントリー方向を決めるやり方、逆張りでのエントリー方向を決めるやり方の実践形式でやってみたいと思います。
マルチタイム分析のポイントは中期足と短期足の同調
まず最初に順張りの買い方向決めからみていきます。
売りはこの逆パターンです。
【順張りエントリーができる環境とは】
まず日足で遅行線が雲より上にある状態で、右端の雲が分厚くなっていないことを確認します。
次に1時間足でも遅行線が雲より上にある状態で、右端の雲が分厚くなっていないことを確認します。
ちなみに1時間足では遅行線が雲の上に出てからまだ時間が経過していない方が望ましいですね。
ここまでをクリアしてきたら、次に5分足に切り替えて雲が厚くないかを確認して買っていくことになります。
エントリーはシンプルにローソク足の雲抜けでもいいですし、あなたのお気に入りの手法があればそれを使ってみてください。
マルチタイム分析のコツは、日足は急激に変化することはないので、1時間足と5分足での同調を優先することです。
狙い目なのは、日足で上目線の時に、1時間足では下の状態または細かいもみ合いの状態から、5分足で徐々に上がってきて、それが1時間足にも波及して上げてきて、その後5分足で少し下げるかもみ合った後に再度上げて来たとき。
これが鉄板ですね。
ココを狙わずにドコを狙うの?っていうポイントです。
では、次に逆張りの方向を決める方法をみていきましょう。
【逆張りエントリーができる環境とは】
下降トレンド中に日足で右端の雲がかなり分厚くなっていることを確認します。
遅行線がまだ雲より下にある状態なのでトレンドの転換は果たしておらず危険な状態ですが、遅行線がローソク足や雲と乖離している場合は狙えなくはないでます。
下降トレンド中とはいえ、この状態では一旦調整が入る可能性が高くなるからです。
次に1時間足でも右端の雲が分厚くなっていることを確認します。
こうなってくるとしばらくもみ合いになるか、一旦トレンドが崩れて調整で上昇してくるかを見極めます。
その後、分厚くなっていた雲が徐々に細くなっていき、トレンドラインも上に抜けました。
このチャートでは、直近安値を更新出来ず切り上げて、さらに直近高値を切り上げてきたところでトレンドの転換を示唆しているので5分足に移動します。
5分足に移動して雲が厚くないかを確認して、大丈夫なら買いでエントリーしていくことになります。
ここでもエントリーはシンプルにローソク足の雲抜けでもいいですし、あなたのお気に入りの手法があればそれを使ってみてください。
ただし、この方法は逆張りになるので、反転する可能性もあります。
なのでフライングせずに、1時間足レベルで確実に直近安値を更新するまで待つことをお忘れなく。
以上です。
ぶっちゃけこの目線を決める下準備をやるのとやらないのとでは雲泥の差です。
段取り8分とはよく言ったものですね。
では最後にまとめます。
一目均衡表でMTF分析をやる際の注意点
一目均衡表のMTF分析で目線を決める際に気をつけるべきなのは、長期足と中期足と短期足の逆行に惑わされないことです。
落ち着いて条件が揃うのを待つことが大事です。
日足は上、1時間足は下、5分足は上といったチグハグな状態になることはよくあります。
そんな時は、各時間足の雲の厚み、遅行線の位置、直近高値と直近安値の位置を見てください。
ダマシを防ぐことができるはずです。
簡単なポイントが来るまで待つだけです。
トレードはエントリーよりも、それまでの下準備の方が大事だと気づければ勝ち組に近付けるようになっています。
↓動画版はコチラ↓
ということで、参考になれば幸いです。
では、最後までご覧いただきありがとうございました。
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