一目均衡表の雲の形で値動きを予測!厚さ細さの見方も公開!

一目均衡表を使ったトレード手法
一目マフィア
一目マフィア

どーも、一目マフィアです。

一目均衡表の雲の形で値動きの未来を予想することができるのをご存じですか?

ご存じの通り『一目均衡表の雲』というのは、先行スパン1と先行スパン2の間に出来た空間の部分です。

この雲ですが、一般的にはローソク足が雲を上抜けたらトレンドが転換したと考えて買い。

反対に雲を下抜けたら売りというような使われ方をしています。

また、上昇トレンド中に押し目をつけて雲にタッチした時に雲が分厚ければ買い。

といった使い方ですが、本当にそれだけでいいのでしょうか?

ここだけの話、雲を見る際には先端の形が一番重要です。

というか雲は先端の形が全てといっても過言ではありません。

形とは雲の分厚さや細さ、方向のことを指します。

ローソク足の実体にある雲はかなり過去の雲にあたるので、ほとんど意味をなしません。

では雲の形を見てどのように判断していけばいいのでしょうか?

この事を解説した本はないですし、ブログなどでも取り上げている人を見たことがありません。

これはかなり極秘情報なので、見ないと損するかもしれませんよ。

ということで続きをご覧ください。

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雲の形を見れば将来の動きが解るの?

一目均衡表の先端の雲の厚さを観察することで将来の値動きがある程度予測できます。

最初に断っておきますが、私は裁量トレーダーなので、これまでの長い経験から感覚的に導き出したものを武器にして判断しています。

客観的に判断できるように雲の幅を数値化することができません。

あくまでも見た目の裁量判断になってしまうのでそこは悪しからず。

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雲の先端が細ければブレイクアウトが成功する可能性が高い

では、雲の形の説明に入ります。

先端の雲が細くて上を向いている場合は、その後も調整が入らずに伸びていく可能性が高くなります。

例えば、レンジをブレイクした時や、ローソク足が雲抜けした時に、雲の先端が細ければそのブレイクがダマシではなく本物だと判断することができます。

また上昇トレンドが続いている環境でも、雲が広がって分厚くなっていなければ、まだ上昇が続くと判断することができます。

なので、そこそこ上昇してるのに雲が細い場合は、ポジションをキープしたり、買い増しすることも検討できますね。

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上位時間足の雲も必ず確認する

ただし、エントリーする時間足だけではなく、上位足の雲の厚さも必ず確認したほうがいいです。

この5分足チャートでは、赤で囲った部分からやや雲が分厚くなってき始めてますが、その場合はトレンドに陰りが見えて調整が入る可能性が高くなります。

では、この地点での上位足である1時間足の雲を見てみましょう。

この1時間足のチャートでは、先端の雲はまだそれほど厚い感じでもないので、5分足で一旦調整を挟んで再度上昇していく可能性も十分あるといえます。

ちなみに、青で囲ったあたりの雲が厚いといえるレベルでしょうかね。

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押し目買いでの雲の見方

また、一般的に押し目でローソク足が分厚い雲とタッチしたら反発しやすいといわれてますが、それはあまり根拠がないと思ってます。

むしろ押し目を買うにしても、右端の雲の先端が厚いのか?細いのかを確認した方がいいですね。

そもそも押し目買いは簡単に勝てると言われてますが、私は意外に難しいと思っています。

なので、エントリーする時間足だけを見るのではなく、上位時間足の雲の形も必ず参考にした方がいいでしょう。

例えば、このチャートは5分足で押し目のタイミングになっています。

ですが、エントリー足でローソク足が雲にタッチする場面でも、上位足を見て上位足の先端の雲が厚ければ押し目買いは見送った方が無難ですし、上位足の雲がまだそこまで厚くなっていなければ、押し目買いを検討できます。

これは5分足の押し目付近での、1時間足のチャートです。

これを見ると、まだそれほど厚くなってる感じではないので、押し目買いをしても大丈夫に思います。

ただ、遅行線とローソク足の距離が離れているので、もう少し調整が長引く可能性もあり、様子見した方がいい状況ではあります。

このように一概に雲の厚さだけで判断できるものではないので、総合的に観察力を付けていく必要があるでしょう。

では次に雲のねじれについて。

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雲のねじれでエントリーは間違い?

一般的には雲がねじれたらトレンドの転換が起こると言われていますが、私はこれは少々早合点ですね。

基本的に、雲のねじれはそれまでのトレンドが一旦崩れたという段階です。

なので雲のねじれだけで売買していたら、往復ビンタを喰らう可能性が高くなるでしょう。

なので、トレンドの転換については雲のねじれだけで判断するよりも、ダウ理論とセットで分析した方がいいです。

見方は簡単で雲がねじれた後で、価格が高値を切り上げて、更に安値を切り上げてきたらトレンドが転換したというサインになります。

これが雲の形で未来の値動きを判断する方法になります。

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より正確な数値化による雲の判断基準はないのか?

厚さ細さを簡単に判断ができる定義はないのか?といわれたら、もう数値化するしかありません。

ですが、私は裁量トレーダーなので雲の幅を数値化するのは難しいです。

あくまでも形と幅は見た目の感覚とこれまでの経験で判別しています。

雲の幅を数値化するにしても、そもそも銘柄によってボラティリティは違いますし、1分足や5分足などの短期足と、1時間足や4時間足などの中期足、そして日足や週足などの長期足では、ボラティリティが変わってくるので雲の幅を数値で簡単に定義するのは難しいです。

ざっくりですが私の裁量の経験と感覚でいうと、例えばユーロドルの場合、5分足だと雲の幅が5pip以下なら細くて10pips以上なら分厚い。

1時間足だと25pips以下なら細くて50pips以上なら分厚い。

日足だと150pips以下なら細くて250pips以上なら分厚い。といった感じでしょうか。

ですが、10年ぐらいの統計をとったわけではないので、あくまでも私の経験と感覚になります。

一目マフィア
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もし視聴者さんの中でシステムトレードをやっていて、銘柄ごと時間足ごとの雲の幅を数値化して統計を取れるよって方がおられましたら、是非コメントしてください。

その上で雲の幅の数値を表示するインジケーターなどが作れたら面白いかもしれませんね。

ということで、一目均衡表の雲の形、細い厚いの判断基準について話でした。

↓動画はこちら↓


では、最後までご覧いただきありがとうございました。

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