FXや株で勝つためには何が必要なのか?
それは、勝てる相場を見つけることです。
私が身につけた『勝てる相場を見つけるための技術』について書いていきます。
その技術というのは、
一目均衡表でトレードのシナリオを立てること
です。
まず一目均衡表を用いて、相場がどのように動いていくのか?というトレードのシナリオを立てます。
そのシナリオと値動きが合致すれば売買する。
ここでシナリオと合致しなければ、新たなシナリオを練り直して、再度チャンスを待ちます。
これが相場で勝つための全てと言っても過言ではありません。
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一目均衡表でトレードのシナリオを立てる
①シナリオを立てる
↓
②値動きがシナリオと合致するのを待つ
↓(合致しなければシナリオを練り直す)
③売買する
以上w。
これだけを磨き上げてきました。
エントリー方法や決済方法は大した問題ではありません。
シナリオこそが全て
といっても過言ではないです。
難しい理論や手法は必要ありません。
チャートの中にゴチャゴチャと複数のインジケーターを放り込んで、線だらけにすることに意味はないのです。
『この先、価格がどのように動いていくのか?』
『どこまでレンジが続くのか?』
『どこでトレンドが発生するのか?』
そういったことを予測して、シナリオを立てる方がよっぽど重要なことなのです。
そして、そのシナリオを立てるのに必要なのが一目均衡表というわけです。
航海するのに海図が必要なように、相場を張るのに一目均衡表が必要なのです。
・海の地図=海図
・相場の地図=一目均衡表
闇雲に進んでもゴールは見えません。
一目均衡表で値動きを予測してトレードのシナリオを立てることは、相場で稼ぐための最低条件ともいえるでしょう。
では、なぜ一目均衡表で予測することが出来るのか?
これについて説明していきます。
なぜ一目均衡表を使うのか?
私が一目均衡表を最強と言っている理由は、
時間の概念があるから
です。
一般的に、テクニカル指標というのは、縦軸の価格を測るために作られています。
『価格がどこまで上がるか?』
『どこまで下がるか?』
という部分のみに着目しています。
オシレーター系のテクニカル指標は過去の値動きによって『買われ過ぎ』『売られ過ぎ』という判断を下します。
それでもいいのですが、それだけでは相場を予測するには足りません。
なぜなら、
価格のみに着目していると、必ずダマシが発生するから
です。
そこで、時間という概念を入れると『テクニカル指標特有のダマシ』を防ぐことができるのです。
例えは、トレンドがいつまで続くのかを予測するには、ローソク足と雲と遅行線の位置関係を観察すれば、予測することが出来ます。
時間を考慮したトレンド調整を見極める予測の立て方の例をあげます。
一目均衡表を用いた天井圏での逆張りシナリオの立て方
例えば、ローソク足が雲まで離れ過ぎている場合、ローソク足が雲に接近するまで一旦調整が入ってもみ合いになるだろうという仮説が立てれます。
遅行線とローソク足が離れすぎているから、遅行線がローソク足に接近するまで一旦調整で下落すると考えることもできます。
その仮説を元に、ローソク足から雲までの日数を測ることで、ここから1週間ぐらい調整が入るであろうから、しばらくは高値と安値のレンジで動きそうだというシナリオが立てれます。
ただし、無理に天井で売りを仕掛ける必要はなく、「そろそろ上げも一服かな」というように、利食いするタイミングにすることもできます。
ローソク足と雲の距離を注意深く観察すれば、いずれレンジ相場に移行することがわかるし、レンジ内での逆張り戦略も立てられます。
このように、一目均衡表を使うことで、他のテクニカル指標では皆無であった、『いつになったら買い』『いつになったら売り』という時間の概念を考慮したトレードの仕方ができるようになります。
普通のテクニカル分析では、『RSIが-30になったら買い』とか『20移動平均線にタッチしたら買い』という、縦軸の価格に目を向けた分析になるので、そこが決定的に違いますね。
無論、調整が入ってローソク足が雲に近づいてきた時に、他のテクニカル指標のサインと合致すれば、強力な売買サインとなります。
一目均衡表は相場の流れを読んだり大局を予測するためのツール
というのが私の認識です。
基本的に、エントリーのサインに使うべきものではないと私は思っています。
他にも、ローソク足が雲の中にある状況では、いつ雲を抜けるかを観察することで、トレンドの転換を予測することが出来るようになります。
では次に、トレンド転換、トレンド発生の予測の立て方の例をあげます。
一目均衡表を用いたトレンド転換時の順張りシナリオの立て方
一目均衡表では、
①転換線が基準線より上にある
②遅行線がローソク足より上にある
③ローソク足が雲より上にある
この状態を、三役好転と呼びます。
三役好転になった時は、トレンドの転換や発生を示唆しますが、その発生を事前に予測することもできます。
例えば、右肩下がりの雲の中にローソク足がある場合、価格が上昇せずとも横ばいに進むだけで、雲を上抜けますよね?
つまり、あと何本のローソク足で雲を上抜けるのか、いつ三役好転が達成されるのかを事前に予測することが出来るのです。
例えば、『このまま横ばいでもいいので進むと、3日後に雲を上抜けるので、遅行線もセットで雲を抜けたら、買い目線で準備をしよう』といったシナリオを立てれます。
また、雲が薄い場合は一気に雲を上抜けることが容易に想像できるので、早めに対処できるように心積もりができます。
逆に、雲が分厚くて水平や右肩上がりの状態の時は、雲を抜けるのが容易ではないと判断することができます。
なので、雲を下抜けたら売りのシナリオを立てて、待ち構えることも可能になります。
トレンド発生が継続するか否かを予測できる
一目均衡表を使えば、トレンドの発生が本物か否かをある程度事前に予測することもできます。
今度は、三役好転、三役逆転した後に、そのままトレンドが継続するか否かを判断する方法を紹介します。
ローソク足が雲を抜けた時に、遅行線もセットで見れば、ある程度の予測が立てられます。
以下のチャートでは、このまま行けばローソク足が雲を下抜けて、三役逆転が完成しそうに見えますが、その時に遅行線がどのような位置にあるかを観察するのです。
ローソク足が雲を下抜けた時に、遅行線も雲を下抜けますが、そのすぐ右側にはまた雲が立ちふさがることが予測できますよね?
遅行線が雲に入るとトレンドにストップがかかって、レンジになるか、反発しちゃう可能性が高まります。
なので、下降トレンドを確固たるものにするには、遅行線が一気に急降下して右側の雲よりも下に行かなければなりません。
果たしてそこまで一気に下落するだろうかと考えた時に、さすがにそれは無理だろうと判断することができます。
じゃあ、もう少しレンジ相場が続くかな?と予測できるというわけです。
一目均衡表というテクニカル指標は、エントリータイミングを計ったり、サインに使うのではなく、『いつになったらトレンドが発生するのか?』というのを測るために使うのが本来の使い方なのです。
時間を味方にして値動きを予測しよう
このように、一目均衡表は、
『いくらになったら?』
ではなく、
『いつになったら!』
という、
時間の概念を使うことが出来るのが最大の強み
となります。
時間軸を頭に置いておくだけで、早とちりによるエントリーミスや、他のテクニカル指標のダマシを回避することが出来ます。
ということで、この記事では相場で生き残るために必要な『一目均衡表の本当の使い方』をご紹介しました。
使いこなしてガッポリ儲けましょう!
では、最後までお読みいただきありがとうございました。
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