どーも、一目マフィアです。
あなたは順張り派ですか?逆張り派ですか?
一般的に初心者がトレードをするなら、トレンドフォローの順張りが良いと言われてますが、私がその理由を真に理解するまでにかなりの時間がかかりました。
私が初心者の頃は順張りのことを解った気になっていただけで、ろくに勉強もせず逆張りを繰り返した結果、かなり損失を出してましたね。
当時は逆張りの方が天底でエントリーするから利益幅が大きくなるという浅はかな考えでした。
また、順張りってダマシが多かったり、伸びて行くスピードが早く乗り遅れて結局ちょっとしか利益が取れないイメージでしたし苦手でしたね。
でも、最近になってようやく順張りのメリットが理解できて腹に落ちたので、その真意について話してみます。
ちなみに現在、逆張りで勝ててない人や、初心者の方にとってはかなり参考になる話だと思うので、聞かないと損するかもしれませんよ。
マジでここで話す順張りの部分だけでも勝ち組になれる内容だと思います。
ということで、さっそくいってみましょう。
FXで順張りをするメリット
私が思う順張りのメリットは、『市場の同意を確認してからその方向に乗れること』にあると思ってます。
つまり『後出しジャンケン』が出来るわけです。
もちろん、しっかりとした根拠が必要ですし、同意が外れることもありますが、根拠のない逆張りよりも余程安心感は高くなります。
また、順張りというと押し目買いや戻り売りを想像する人が多いと思いますが、しっかり反発して同意を確認してから乗っかる方が安全だと思います。
例えば20日移動平均線が右肩上がりで、トレンドラインも右肩上がりに引ける状態があるとします。
そこで調整が入り下落してトレンドラインにタッチしたからといってその瞬間にエントリーするのは危険です。
押し目だと思ってトレンドラインにタッチ、または移動平均線にタッチした時に買うと、反発しないでそのままラインを下抜けて下落したなんて経験はありませんか?
レンジ相場でも同じく、前回安値ラインにタッチしたので買ったら、安値ラインを下抜けて一気に暴落しちゃうことだってありませんか?
こういったことから分かるのは、押し目や高値安値の地点での逆張りエントリーは、市場の同意を得られてないということです。
ラインや移動平均線にタッチしたからといって、反発するかは解らないということです。
同意を得るというのは、例えば、上昇トレンド中に調整の押しが入り、その調整の上値抵抗線を終値で上抜けた時のことです。
なお、5分足で順張りするにしても、日足と4時間足、1時間足でトレンドが発生していると信用度が増します。
上位時間足のトレンドが出ている方向は絶対に確認しておくべきでしょう。
例えば、日足で上昇しているものの、1時間足と5分足では下降している状態から、5分足での上値抵抗線を上にブレイクしていくタイミングが鉄板の順張りポイントですね。
更にこのタイミングで20日移動平均線も同時にブレイクしてたり、ローソク足で下ヒゲが出てたり、包み足が出てたりした場合は、ここで買わない人っているの?というぐらい市場の同意があるということになります。
特に順張りは、それまでのトレンドが明確に崩れて、トレンドが転換した際の初回の波に乗ることが最も重要となります。
そのためには、トレンドの転換を見極める必要があります。
明確にトレンドが崩れたというポイントというのは、トレンド方向への高値と安値を更新しなくなった時です。
上昇トレンドの場合だと、高値を更新しなくなった時。
下降トレンドだと安値を更新しなくなった時ですね。
で、これだけだとまだ明確ではありません。
高値と安値を更新しなくなった後、更にトレンドラインに直近で触れた場所を割ったら、それまでのトレンドが明確に崩れたということになります。
そして、ネックラインを超えて高値と安値の逆転が確定すれば明確にトレンドが転換したといえます。
それに加えて、トレンドが崩れた辺りで一目均衡表の遅行線が26日前のローソク足を反対方向へクロスしていたらトレンド転換を後押しするでしょう。
こういった条件が揃ってようやくエントリーですね。
ちなみにこのタイミングは、一目均衡表でいうところの雲が分厚くなって、価格が反対方向に抜けて、調整して再度反対方向に抜けていったポイントと被ります。
一目均衡表でトレンドの終わりを見極める方法については別の動画で解説してるので概要欄にリンクを貼っておきます。
次に私が思う初心者が逆張りをしない方がいいと思う理由を話します。
FXで逆張りをするデメリット
ぶっちゃけ逆張りは難しいです。
『落ちるナイフを掴むな』という相場格言がありますが、まさにその通りだと思います。
逆張りは上級者がやるものであり、ここぞというタイミングをピンポイントで突く必要があります。
トレンドというのは一度発生したら、その方向に継続する特徴があり、さすがにもう伸びないだろうと思った所からも、余韻でトレンドの方向に動くことがあります。
それどころか、リーマンショックやアベノミクスの時みたいに、全く押しが入らず長期間一方的に動くことだってあります。
なので、値ごろ感で逆張りを仕掛けるとドンドンポジションと逆行していって損を重ねることになります。
こういったことから私は、相場初心者はわざわざ逆張りをしなくても、簡単な順張りをやればいいと思うのです。
それぐらいトレンドの波に乗るというのは我々個人トレーダーが利益を出すのに重要なことなのです。
大口のトレーダーが作った相場の波に、素知らぬ顔でスッと便乗すること。
まずはこれだけを反復で行えばプラスになるので、初心者は順張りが簡単でいいかと思います。
↓動画はこちら↓
とはいえ、逆張りで儲けている人もいるので、確固たるものを見つけたのなら逆張りもやってみればいいかと思います。
私は性格的な問題から順張りしか出来ないので羨ましい限りですね。
また確固たるオリジナルの逆張り手法が見つかれば動画で紹介させてもらいます。
というわけで、最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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