どーも、一目マフィアです。
この記事では、一目均衡表の雲抜けエントリーが成功する条件についてお話します。
雲抜けが失敗する時と成功する時の違いは何なのか?
一目均衡表ではローソク足が雲を抜けたらトレンドが転換したとして、抜けた方向にエントリーしていくことになりますが、どっこい反転してダマシに終わることがよくあります。
雲を上抜けたから買ったらすぐに反転して損した人も多いのではないでしょうか?
巷ではローソク足の雲抜けでは儲からないと言われてます。
それは、上手く行く雲抜けとダマシに終わる雲抜けの違いを理解していないからだと思います。
これから、良い雲抜けと悪い雲抜けの違いを解説していきますが、これはかなりレアな話になるので、聞き逃すと損すると思います。
では、さっそくいってみましょう。
雲抜けエントリーが成功する条件
雲抜けが成功してトレンドを形成するか?それともダマシで反対方向に動くのか?については一旦それまでのトレンドが崩れて、その後、完全にトレンドが転換したことを確認する必要があります。
そのトレンドが転換したといえる定義というのは2つあります。
これさえわかれば、どういった時に雲抜けが成功するのか?または失敗するのか?がわかるようになります。
①上位時間足で高値と安値を更新しなくなり反対方向に高値と安値をつけた時
②上位時間足で遅行線がローソク足を反対方向に抜けている時
この2つです。
これらがシンプルで簡単にトレンドの転換を見極められる方法です。
まずは、①高値と安値を更新しなくなり反対方向に高値と安値をつけた時について解説します。
これはダウ理論で有名なのでご存じの方も多いと思います。
トレンドは一度発生すると一方方向に継続しやすくなります。
例えば、下降トレンドの定義は高値を切下げている、安値を切下げている状態のことをいうのはご存知かと思います。
そこから、安値を更新しなくなり、直近の高値を超えて来たら、一旦トレンドが崩れたということになります。
ただこの時点では、まだトレンドが転換したとはいえません。
安値を更新しなくなり、直近の高値を超えて一旦トレンドが崩れた後に、安値を切り上げて再度上昇していった時に、下降トレンドから上昇トレンドへとトレンドが転換したといえる状態になります。
上位時間足でこの状態になった後で、エントリー足で雲抜けした場合は、高確率で雲抜けが成功します。
次に、②上位時間足で遅行線がローソク足を反対方向に抜けた時について解説します。
遅行線とローソク足のクロスでトレンド転換
一目均衡表の遅行線を用いますが、トレンドを推し量るという意味ではダウ理論と同じく使えます。
例えば、下降トレンドが続いた後に、遅行線が26日前のローソク足を上に抜けてきたら、これまでのトレンドが崩れた、トレンドが転換したということになります。
なぜなら過去26日前よりも現在の価格が高く取引されているからです。
ちなみに、この遅行線のローソク足抜けについては、単体で用いるよりもダウ理論と組み合わせることで、より精度を高めることができます。
なので、クロスしたからといってトレンドが転換したとは限らないのでそこは注意してください。
いずれにせよ、上位時間足で遅行線が26日前のローソク足を上抜けている状況の時に、エントリー足の方でローソク足が雲抜けした場合には、高確率で雲抜けが成功します。
ここで話した、高値安値の更新と、遅行線のローソク足抜けの2つは大体同じタイミングで起こることが多く、両方の条件を満たした時、又はもうすぐ満たしそうな状況になったら、エントリー足で雲抜けを待ちましょう。
上位時間足で相場環境を確認することは大事
以上がローソク足の雲抜けが成功する条件ですが、やはり重要となるポイントはエントリー足よりも上位時間足のトレンドですね。
上位時間足のトレンドというのは、大口のトレーダーが起こしたものです。
大口のトレンドに便乗することが個人トレーダーにとって最も簡単に勝てる方法だと思います。
ただし、トレンドの方向と女心は秋の空。
特に短期のトレンドはうつろいやすいので、初動でサッと飛び乗って反転する前にサッと降りるのが成功の秘訣です。
『頭と尻尾はくれてやれ』という相場格言がありますが、トレード歴が長くなるとこの言葉に深みが出てきます。
具体的に最も安心感のあるトレンドというのは、一目均衡表でいえば波動の2波目、エリオット波動でいうところの3波目ですね。
トレンドが崩れて、トレンドが転換した一発目の波に乗ることが最も簡単な波乗りとなります。
一般的にエリオット波動は5波まで続くといわれてますが、3波で終わることもよくあります。
なので私は取りこぼさないように出来るだけ初動を狙っています。
トレンドが崩れた段階で大口が仕込んでいるからですね。
そして、それまでのトレンドが崩れて新たな方向にトレンドができます。
底で仕込んだ大口もどこかで利益を確定させなければいけないので、急騰に飛びついてきたカモに売りをぶつけてくるのです。
この動きを理解しているから、私のようなへっぽこ個人トレーダーでもおいしい部分だけ頂くことができるというわけです。
もちろんもっと高度なテクニックや手法をお持ちの方もおられるでしょうが、これだけで十分通用するので、難しいことはやる必要がないと私は考えてます。
なお、もっと簡単で熱い手法があればコッソリ私に教えてくださいね(笑)
↓動画でも詳しく解説してます↓
というわけで、ローソク足の雲抜けが成功する条件についてお話させてもらいました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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