どーも、一目マフィアです。
あなたは相場環境認識の正しいやり方をご存知ですか?
相場環境認識とは、ざっくり言うと長期時間足で大きいトレンドを見て相場の大局を把握して、短期時間足で小さいトレンドをみてエントリータイミングを量り売買するということです。
相場環境認識はダマシを防いでトレードの精度を上げるために行います。
ただ、この相場環境認識は複数の時間足を見るので、わけがわからなくなることもありますよね?
かく言う私もマルチタイムフレームでチャートを表示させているだけで、わかった気になっていた時期もありましたが、最近になってようやく本当の意味での相場環境認識の見方というものが理解できました。
相場環境認識ができると、1回のトレードでなるべく高い勝率で含み損なく、大きな利益をとることができます。
相場環境認識の仕組みがトレードを始めた段階で知っていれば、損することは少なくなるでしょう。
ということで、この動画を見れば、売買するタイミングが手に取るようにわかるようになりますよ。
では、さっそくいってみましょう。
相場環境認識はトレンドを見ることにある
相場環境を知るということは、トレンドを知るということです。
そして、トレンドには3種類あり、その3つのトレンドを把握することです。
相場環境認識とは、3つのトレンドを理解することにあると私は考えています。
『トレンド・イズ・フレンド』という言葉がありますが、そもそもトレンドが出ていればどこでエントリーしてもかてるのでしょうか?
長期時間足でトレンドが出ていたとしても、エントリータイミングによっては、含み損をかかえて塩漬けになったり、何度も損切りするハメになることだってあります。
では、トレンドが出ている中で最高のエントリーポイントはどこなのか?といえば、大きなトレンドの押し目で買い、戻りで売ることです。
こういった押し目や戻りでエントリー出来れば、損が少なくて高い利益を出せるようになります。
この最高のポイントでエントリーするために必要なのが3つのトレンドを把握することなのですね。
3種類のトレンドを理解する
では、3つのトレンドとは一体なんなのか?をみていきましょう。
①主要トレンド 1年~数年のサイクルで日足以上のチャートが該当します。
②二次トレンド 3週間~3ヶ月のサイクルで1時間足~日足までのチャートが該当します。
③小トレンド 3週間未満のサイクルで4時間足以下のチャートが該当します。
相場環境把握で必要なのはこの3つです。
これらのトレンドは互いに独立しているわけではなく、二次トレンドは主要トレンドの調整局面であり、小トレンドは二次トレンドの調整局面として捉らえられます。
サラっと言いましたが、ここはメッチャ重要です。
主要トレンドと二次トレンドと小トレンドがそれぞれどういう関係なのかを考えて、どうやって押し目戻りを捉えるために活用するのかで全てが決まるといっても過言ではありません。
ということで、まずは主要トレンドと二次トレンドの関係から解説します。
二次トレンドは主要トレンドの調整局面です。
二次トレンドは主要トレンドよりも短期の時間足なので、主要トレンドにとっては調整の1波ですが二次トレンドではしっかりと波形を形成して下降しています。
このダウントレンドが二次トレンドにあたります。
次は二次トレンドと小トレンドの関係をみていきます。
小トレンドは二次トレンドよりも短期の時間足なので、二次トレンドにとっては調整の戻りの1波ですが、小トレンドではしっかりと波形を描いて上昇してるのがわかります。
このように、トレンドの構造としては主要トレンドと二次トレンド、二次トレンドと小トレンドの関係も同じです。
それぞれの下位足のトレンドは上位足の調整局面という意味では同じですが、上昇トレンドなのか、下降トレンドなのかが異なりますね。
そして、主要トレンドで最高の押し目や戻りを捉えるために、この3種類のトレンドの考え方は必須なので、ここを完璧に理解してから先に進みましょう。
これがいわゆるマルチタイムフレーム分析の基本です。
この考えを駆使して押し目買い、戻り売りをしていくことになります。
3種類のトレンドを組み合わせて最高のエントリーポイントを探そう
では、ここから実際のチャートを使って、相場環境認識をして最高のエントリーポイントを見つけていきます。
最高のエントリーポイントとは、主要トレンド、二次トレンド、小トレンドの方向が全て揃う所です。
左から主要トレンド、二次トレンド、小トレンドの順ですが、時系列的に同じ時間帯のチャートで、全て連動していています。
そしてこのタイミングでは、全てのチャートが同じ方向を示していますね。
これこそが最高のエントリーポイントです。
主要トレンドの押し目、戻りにあたる部分からの反発をいち早く捉えるために、下位時間足を使ってそれぞれの波形が揃うを待って、そのタイミングでエントリーします。
このポイントは、含み損が少ない、勝率が高い、利益が伸ばせるという3つの利点があります。
トレンドが出ていればどこでもエントリーしていいわけではありません。
マルチタイムフレームで分析するにはコツがあります。
そもそもトレンドというのは、より短期の時間足からトレンドが順番に発生して行くという原則があります。
なので、主要トレンドに乗りたいからといって主要トレンドだけを見ていると、値動きを捉えるのは難しくなります。
主要トレンドなど大きい時間足でのトレンドの発生、終了というのは、1分足、5分足、1時間足と短い時間足のトレンドの発生、終了から順番に起こっていきます。
ここはメッチャ重要です!
マジでこれを覚えただけで格段にトレードの精度が上がります。
このチャートは3つの時間足の同じタイミングですが、どの時間足から上昇トレンドが発生しているのかがよくわかると思います。
5分足→1時間足→日足の順番で短い時間足からトレンドが発生していますね。
ここで注意すべきなのが、短い時間足はトレンド発生と終了の発生頻度が多くなるということです。
短い時間足のトレンドが上位時間足のトレンドと揃うまでに、短い時間足では何度もトレンドの発生と終了を繰り返すこともあります。
これが経験の浅いトレーダーが相場の値動きに振り回される理由にもなっています。
短い時間足から順番にトレンドが発生するといってもドミノ倒しのようにキレイに流れていくわけではないことを理解しましょう。
では次に、マルチタイムフレーム分析で小トレンドに振り回されないコツをご紹介します。
マルチタイムフレーム分析で短い時間足の値動きに惑わされない方法
小トレンドではトレンドが目まぐるしく転換を繰り返すことがあり、その動きに振り回されて損切りを繰り返してしまいます。
そのミスを防ぐには、まず二次トレンドでトレンドが転換するのを待つことです。
本当は主要トレンドでトレンドが発生するのを待つのがベストですが、そうしたら極端に売買チャンスが減ってしまいますからね。
二次トレンドでのトレンド発生までくると、ボチボチ市場参加者の同意が得られている状態だと判断できます。
天底を取ることなんて不可能なのでサクッと切り捨てて、同意が高まってくるのを待つ方が安定して勝つことができます。
焦る気持ちに先走ってついエントリーしちゃうんですよね?
私も昔はよく待てないで短期足でエントリーして損したものです。。。
まずは損しないことを前提に考えることですね。
で、二次トレンドでトレンドの転換や発生を確認する方法ですが、ダウ理論でいうと安値を更新しなくなって切り上げてきたとき、そして直近の高値を切り上げてきたらトレンドが転換した証拠です。
ちなみに、一目均衡表でいうと、二次トレンドの遅行線が雲を上抜けた時ですね。
これらのタイミングまで待ってから、小トレンドを観察して3つの時間軸が同じ方向を向いた時にエントリーすると大幅にダマシを避けることができます。
家宝は寝て待てというやつですね。
ぜひお試しください。
ということで、相場環境認識のやり方について解説しました。
↓動画でも解説してます↓
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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