どーも、一目マフィアです。
突然ですが、スパンモデルというインジケーターをご存じですか?
この動画では、最強のインジケーターとの呼び声が高いスパンモデルについての解説と使い方、そしてスパンモデルはぶっちゃけ使えるのか?
という疑問を私なりの見解を交えて話たいと思います。
もちろん有料商材として発売されているノウハウなので、全てを紹介するわけにはいきませんがトレードする際に参考になる面が多いかと思います。
スパンモデルに興味のある方はご覧くださいませ。
では、さっそくいってみましょう。
スパンモデルの解説
ご存知だと思いますが一応説明しておきますが、スパンモデルはマーフィーこと柾木利彦さんという方が開発されたインジケーターです。
簡単に言うと、スパンモデルは一目均衡表をベースに改造を加えたものになります。
一目均衡表との違いは雲の部分です。
スパンモデルではゾーンと呼ばれてますがこれは一目均衡表でいうところの雲と同じですね。
そして、一目均衡表での雲は現在のローソク足よりも26日先に表示されてますが、スパンモデルでは現在のローソク足と同じ位置で表示されています。
雲の色が変わることによって買いの期間と売りの期間にわけるそうです。
青の期間は上昇トレンド中なので買いの期間で、赤の期間は下降トレンド中なので売りの期間ということになります。
非常にシンプルなので、パッと一目見ただけで買いなのか?売りなのか?が判断できますね。
そして、スパンモデルには一目均衡表でもお馴染みの遅行線もあります。
遅行線がローソク足を下から上に抜けたら陽転、逆に上から下に抜けたら陰転と判断します。
遅行線がローソク足と絡んで推移しているときはトレンドが発生していないレンジ相場と考えます。
また、スパンモデルでには転換線と基準線はありません。
チャートに表示されるのはゾーンと呼ばれる雲、そして遅行線だけです。
なお、スパンモデルは全ての時間軸で有効に機能するとのことで、短期のデイトレから中長期のスイングまでそのままのパラメーターで使うことができます。
これは、トレンドやレンジという波動は、どの時間足でも同じように発生するからですね。
週足ならば数ヶ月から数年のトレンドを見るのに最適ですし、日足は数週間から数ヶ月程度のトレンドを見ることができます。
1時間足では、数日から数週間のトレンドを見るのに適しています。
短期足の5分足などはデイトレードをする際に使うといいでしょう。
1時間足でトレンドを把握して5分足でエントリーという定番の使い方がベストですね。
では、スパンモデルを使って実際にどうトレードするのかをみていきましょう。
スパンモデルの基本的な使い方
スパンモデルには売買サインの条件が2つあります。
ゾーンが赤色から青色の雲に変わったら終値で買い
ゾーンが青色から赤色に変わったら終値で売り
これが第一条件です。
ここからより精度を高めるために、この条件に加えて遅行線の位置をフィルターに加えます。
遅行線がローソク足よりも上にある時に、スパンモデルのゾーンが赤色から青色に変わったら買い
遅行線がローソク足よりも下にある時に、スパンモデルのゾーンが青色から赤色に変わったら売り
これで最強の売買サインです。
以上。
たったこれだけです。
この二つの条件が重なった時はスパンモデル最強の売買サインだといわれています。
ゾーンがねじれて遅行線がクロスした時は、相場が大きく動く前兆を示唆しているので、この時にエントリーできればトレンドに乗ることができるというわけですね。
決済タイミングについてはスパンモデルと併用して使うスーパーボリンジャーバンドを利用するので、そちらはまた別の動画で解説します。
では、この売買サインがどのようなタイミングで出るのかをまとめてみました。
スパンモデルの売買サインが出るタイミングは?
スパンモデルの売買サインが出るタイミングは、
①トレンドが転換して新たなトレンドが発生するとき
そして、
②押し目や戻りからトレンド方向に反発する時
ですね。
主にこの2つの状況下の時が、スパンモデルでの鉄板売買タイミングといわれてます。
なお決済は反対方向にゾーンがねじれた時になります。
なお、『①トレンドの転換して新たなトレンドが発生する時』は、ゾーンの色が変わった後に遅行線もローソク足をクロスするのを待つこと。
そうすればトレンド転換の精度が上がります。
ていうか、遅行線がクロスしていなければダマシに遭う可能性が高くなるので、見送った方が無難だと思います。
石橋を叩いて渡るならば、遅行線がゾーンを抜けるのも待ちましょう。
2つ目の売買タイミングは、『②押し目や戻りから反発する時』です。
上昇トレンド中に調整で押してゾーンにタッチした後に反発したら買いでエントリー。
逆に、下降トレンド中に戻してゾーンにタッチした後に反落したら売りでエントリーします。
なお、ゾーンにタッチした後、反発せずにそのままトレンド方向と反対側へ抜けてしまうこともあるので、反発を確認してからエントリーするべしです。
では、最後にわたくし一目マフィアが思うスパンモデルに対する見解をお話しします。
スパンモデルに対する感想
ということで、スパンモデルに対する私の考えですが、機械的に売買できるという意味ではアリかなと思います。
ただ、やはり個人的には一目均衡表の方が格段にいいと思ってます。
ですが、スパンモデルはトレンドの見方やエントリー方法が明確で主観が入らないという面ではメリットですね。
初心者が迷うことなくトレードできるのはいいです。
一つ引っ掛かるのは、『ゾーンのねじれ』を売買サインに使う点ですね。
このルールだとレンジ相場では勝てないのかな~と思います。
ゾーンがねじれてエントリーしたら、その後また反対にねじれてロスカット、また反対にねじれてロスカット。という具合に損切り貧乏になりますから。
これは、移動平均線のクロスで行うドテン売買と同じで、長期的には損益がマイナスになります。
なので、スパンモデルでのゾーンはエントリーサインではなく、トレンドを把握するために使うのもありなのでは?と私は思ったりしますね。
ちなみに遅行線の考え方はいいと思います。
ただ万全を期すならば、遅行線はローソク足だけでなくゾーンまで抜けるのを待った方がよりいいかもしれませんね。
また、スパンモデルはエントリーする時間足単体で機能するということですが、そうではなく上位時間足も見て大局のトレンドを把握したほうがいいのでは?
と思っていたら、スパンモデル開発者のマーフィーさんは上位時間足のトレンドをみるのに、スーパーボリンジャーというインジケーターを使っているそうです。
上位時間足でトレンドを把握できてれば、ダマシにあうことも少なくなるでしょう。
なので、スパンモデルはそのスーパーボリンジャーと2つでワンセットとして考えるべきできですね。
上位時間足でのフィルターがあるのならば、『ゾーンのねじれ』をエントリーサインにしてもいいかもしれませんね。
そのスーパーボリンジャーについても近日中に別動画で解説しますので、その際は概要欄にリンクを貼っておきます。
そちらも合わせて参考にしてください。
ということでスパンモデルについて解説しました。
最後までご覧いただきましてありがとうございました!
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