一目均衡表を使ったスキャルピング手法をご紹介します。
一目均衡表を使ってガシガシとスキャルピングしてみたい。
そういった読者さんの声は多いです。ただし、スキャルピングは値動きのノイズに引っかかってしまうことが多く、決して勝率は高くないです。
トレード上級者が行うべきであり、新参者が興味本位で手を出すと痛い目にあうので注意が必要です。しっかりとリスクを踏まえた上で実践してほしいと思います。
では、さっそく一目均衡表を使ったスキャル手法をみていきましょう。
一目均衡表スキャルは相場全体の現状把握から
まず最初に、相場全体の流れを把握することから始めます。
スキャルピングの時間足は5分足を使いますが、相場全体の動向を見るのに日足や4時間足もチェックします。
現在の相場は「上昇トレンドなのか?」「下降トレンドなのか?」という大局の目線をこの時に決めます。トレンドを見極めてから、『買いで仕掛けるのか?』『売りで仕掛けるのか?』を見極めます。
【日足と4時間足で相場の現状把握】
『上昇トレンドの条件』
(日足)
・ローソク足が雲より上にある
(4時間足)
・ローソク足が雲より上にある
・ローソク足が基準線より上にある
・遅行線がローソク足より上にある
・遅行線が雲より上にある
上記の条件を満たしていれば上昇トレンドなので『買い目線』でトレードの準備をします。
『下降トレンドの条件』
(日足)
・ローソク足が雲より下にある
(4時間足)
・ローソク足が雲より下にある
・ローソク足が基準線より下にある
・遅行線がローソク足より下にある
・遅行線が雲より下にある
上記を満たしていれば下降トレンドなので『売り目線』でトレードの準備をします。
今日は『買いエントリー』か『売りエントリー』か、どっちでいくかを決めるておくことは、気持ちがブレないので大事なことです。
スキャルはトレード時間が短いので、トレンドが出て勢いのある方向へパッと飛び乗ってパッと降りる俊敏さが必要です。
そのために、明らかにトレンドが出ている状態を見つけることはスキャルピングを行うにあたって必須条件だといえます。
逆に条件に当てはまらない時は、トレードすべきではありません!
仮に上手く行ってもそれはマグレなのでお気を付けください。
では、エントリー方法についてみていきます。
一目スキャルのエントリー方法
【買いトレードの条件】
(売買フィルター)
・5分足でローソク足が雲より上にあることを確認する
(売買サイン)
・RCIの52が+70より上に張り付いている時にRCI9が-70以下に下抜けたら買い
(決済サイン)
・RCI9が+70に達したら損益に関わらず決済
【売りトレードの条件】
(売買フィルター)
・5分足でローソク足が雲より下にあることを確認する
(売買サイン)
・RCIの52が-70以下に張り付いている時にRCI9が+70を上抜けたら売り
(決済サイン)
・RCI9が-70に達したら損益に関わらず決済
以上。
これが一目均衡表を使ったスキャルピング手法ですが、下げ相場を狙った方が買いよりも値幅が取れますね。
RCIを使う理由とスキャルピングのまとめ
一目均衡表は本来相場の大局の流れを見るために使う『トレンド系の指標』です。なので、エントリータイミングをピンポイントで測るための指標ではありません。
そこで、RCIという『オシレーター系のテクニカル指標』を使いました。
【一目均衡表(トレンド系)RCI(オシレーター系)=最強】というわけです。
一目均衡表は相場の流れ、トレンドを見るには秀逸ですが、エントリータイミングを測るのは苦手だから、オシレーター系のテクニカル指標で補ってやる必要があるのです。
これで、利食いや損切りのポイントも明確になるので、迷うことがなくなりますよ。
一目均衡表でトレンドを測り、RCIでエントリー&決済を行う。
これを遂行できれば自ずと利益は出ます。
遂行できればの話ですが。。。
コメント
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