一目均衡表とRCIを組み合わせたヤバすぎる手法を紹介します。
この手法は、オシレーター系のテクニカル指標であるRCIと一目均衡表の基準線を利用して、大きな押し目や戻りをとらえる中長期の手法になります。
レンジ相場でもトレードタイミングが発生するので、見方によっては逆張りともいえます。
四六時中チャートを見ていられないサラリーマンや、のんびりトレードしたい人に最適な手法です。
では、さっそくそのやり方を解説していきます。
一目均衡表×RCIの売買手順
では、まずテクニカル指標の設定からみていきましょう。
【一目均衡表】
転換線:9
基準選:26
先行スパン2:52
【RCI】
期間:9&26
【時間足】
1時間足
4時間足
日足
【通貨ペア】
どの通貨ペアでもOK
では、売買ルールを紹介します。
【売買ルール】
ローソク足が雲付近にある時にRCIが50以上でデッドクロスしたら売り
ローソク足が雲付近にある時にRCIが-50以下でゴールデンクロスしたら買い
以上。
やり方は簡単ですね。
売買手順としては、最初に複数の通貨ペアのチャートを観察して、ローソク足が雲の近くにある通貨ペアをピックアップします。
そしてローソク足が雲に近い通貨ペアを見つけたら、反発するのと同時にRCIがクロスするのを待ちます。
RCIが-50以上の地点でゴールデンクロスしたら買い。
RCIが+50以下の地点でデッドクロスしたら売り。
ローソク足の反発とRCIクロスがピッタリ重なることは稀なので、多少タイミングは前後しても大丈夫です。
基本的に、雲は分厚い方が抵抗帯、支持帯として強く働き、雲が薄いと抜けやすくなります。
ただし、これはあくまでもそういう傾向にあるというだけで、薄い雲でも反発することもあるので、私はあまり気にしていません。
では、次に決済方法についてみていきましょう。
一目均衡表×RCI手法の決済方法
エントリー後の決済方法を紹介します。
【決済ルール】
RCIが反対方向にクロスしたら損益に関係なく決済する
至ってシンプルですね。
この手法を成功させるコツは、
待つ事
ですね。
というのも、この手法は中々エントリーチャンスが訪れないからです。そこで焦ってサインが出ていないのに売買して失敗することがよくあります。
なので、じっくり待つ事が重要です。
もし、そんなにチンタラ待っていられないという人は、以下のトレード方法が合うかもしれません。
では、最後にトレードの精度を高めるために重要なことをお話しします。
トレードの精度を上げるためにすべきこと
日足や4時間足などを使ったトレードで精度を高めるには、多少なりとも金融経済の分析をすることをおすすめします。
いわゆるファンダメンタルズってやつですね。
特に、アメリカの金利や雇用統計、要人の発言は重要です。
とはいえ、グローバルにマクロをリサーチしなければいけないか?というとそんなことはありません。トレードに必要な情報はネットの経済ニュースや、テレビのニュースでも十分です。
例えば、アメリカが利上げしたり、マネタリーベースを削減すれば、市場に入ってくるお金が少なくなり、株の上昇が抑制されます。またドルの価値は上がるので、ドルは上昇しやすくなります。
金融緩和縮小⇒ドル上昇
反対に、アメリカが利下げしたり、マネタリーベースを増加すれば、市場にジャブジャブお金が流れてきて株が上昇します。またドルの価値は下がるので、ドルは下落しやすくなります。
金融緩和⇒ドル下落
こういった話はファンダメンタル分析では、基本中の基本ですね。
ただし、これは一般的にそうなりやすいというだけなので、金融緩和を行うタイミングによっては、基本とは違う動きをすることも多々あります。
利上げしたのにドルが下がった。利下げしたのにドルが上がった。なんてことも往々にして起こります。
なので、『世界経済がどのような経緯で今にいたるのか?』という流れを観察することが重要なんですね。
つまり、
経済の流れと、テクニカル指標による分析が一致した時が、絶好の売買タイミングになるのです。
これだけで、テクニカルのダマシを防げるようになります。
一目均衡表とRCIを組み合わせた手法を機械的に行うだけでも利益は出ますが、少し視野を広げて金融、経済のニュースにも目を向けておくと、より精度の高いトレードが出来るようになります。
では、レッツ!トレード!
コメント